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Column
私のおもちゃ箱から

第50回:DF50 / 天賞堂 #450
このコラムも50回をむかえ「50」という数字にちなんだものをとおもちゃ箱をひっくりかえして探したのが、
中学の入学祝いで父に買ってもらった天賞堂製「国鉄DF50ディーゼル機関車」である。
「DF50ディーゼル機関車」は国鉄が1957年から63年にかけて開発、配備されたローカル線用の量産機関車で、旅客列車や貨物列車を牽引した。発電用のディーゼルエンジンと駆動用のモーターを使用した電気式ディーゼル機関車で、箱型の車体にB-B-B型の軸配置が特徴であった。国鉄ではこの機関車は1981年まで運用された。
このDF50モデルは戦後、アメリカ駐留軍兵士相手に好評を博した天賞堂の鉄道模型にとしては、はじめての真鍮製日本型国鉄モデルとして1962年に発売された。1/80スケールの16番(HOゲージ)モデルとして、機構的には真鍮プレス加工のボデー・ダイキャスト製の台車・タテ型のモーターからウォームギヤーを介してインサイドギヤーで駆動する、当時の標準仕様である。 この時代としては画期的な本格的スケールモデルでありながら、販売価格は4,990円というお買い得プライスであった。
DF50にはエンジンメーカーの違いでスイス・スルザー社製の0番台とドイツ・MAN社製の500番台の2種類があるが、この天賞堂製品は500番台をモデル化している。
現在のロストワックス部品をふんだんに使った超精密鉄道模型を見慣れた目には、非常にシンプルな作りではあるが、ぶどう色の艶のある塗装、スムーズな走りなど魅力的なものであった。
DF50と同時にレールやパワーパックの一式を買ってもらい、自宅の畳の上で走らせたものだ。
この模型を購入した鉄道模型店はちょっと遠かったのだが、中学・高校時代にはよく自転車で訪れたものだった。
懐かしいこのお店は、今年(2013年)店じまいをしてしまった・・・。残念・・・。


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