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Column
私のおもちゃ箱から

第38回:アルバトロス D.X/コーギー(1/48)


先日、ドイツ映画「レッドバロン」(2008年)が上映されるというちいさな新聞記事を見て、かつて見た「レッドバロン」(1971年)を思い出し、ぜひ見たいと有楽町の映画館に駆けつけた。「レッドバロン」とは第1次世界大戦のドイツ軍のエースパイロット『マンフレート・フォン・リヒトフォーフェン』のことである。彼は1916年にパイロットとなり1918年4月の墜死まで、80機の敵機を打ち落とた英雄であり、後半にはその愛機を赤く塗ったことで「レッドバロン」と呼ばれたのである。第一次世界大戦は飛行機や戦車が本格的な兵器として登場した戦争で、その大規模な戦闘は激しいものとなり双方に多大な損害をもたらした。
この映画は、いにしえの騎士道精神を見るような栄光と戦いの現実を突きつけられた際の内省を描くリヒトフォーフェンの伝記映画となっている。 CGを駆使した戦闘シーンは、空いっぱいに飛行船や戦闘機が乱舞する迫力のあるものであり、2時間の上映時間が気にならないものであった。なお、この映画はフィルム作品ではなくデジタル作品の為か、なかなか公開されず、東京での公開も5月末の単館で期間は2週間というものであった。 かつての「レッドバロン」を見たときには、戦争の話しながらも、ジェット機とは全く違う複葉機の飛ぶ姿に強いインパクトを受け、複葉機に興味を持ったものだった。今回はさらにエンジンのタペットの動きなどディテールのリアルさにも感銘をうけたのである。そして、映画を見て影響され早速手に入れたのが、このコーギー(THE AVIATION ARCHIVE シリーズ)1/48・ダイキャストモデル。彼の1917年6月の機体をモデルとしている。彼が操縦した「アルバトロスD.X」は第一次世界大戦中の主力機で、メルセデス製の170馬力エンジンを搭載したものだが、下翼に欠陥を抱えながらの戦いであった。実機は木の合板成形で、彼はその機体に赤くペイントした。バックは映画の日本版パンフレット。


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