第46回:U.S.
RACING BUGGY / コーギー(C167)
オフロードレースとして世界的に有名なものとして、パリ−ダカールラリー(現ダカールラリー)があるが、北アメリカでもメキシコ、バハ・カリフォルニア半島の砂漠や山道を縦断する『BAJA1000(1000マイル)』という有名なオフロードレースがある。このレースは1962年アメリカホンダがオフロードバイク(CL72)のトライアルとしてはじめ、67年より本格的なレースとなり現在にいたっている。
日本人の作家や冒険家も参加してテレビのドキュメンタリーになったり、またアメリカでも「Dust to
Glory」という映画になっている。
『BAJA1000』では総合優勝を争うのはモーターサイクルであるが、4輪車も4輪駆動車をはじめとして、VWビートルの改造車などのいかにもアメリカンスタイルなマシーンも参加している。
このモデルはコーギーが1972−74年に販売した「U.S.レーシングバギー」。パイプフレームにアメリカンV8エンジンをミッドシップに積んだアメリカンスタイルのオフロードバギーを再現している。ダイキャストとプラスティックパーツで構成され、プラスティックのドライバーとコドライバーが乗っている。この頃登場したHOTWHEELのホイールが抵抗なくスムーズに回転する技術を、コーギーも「WHIZZWHEELS」というネーミングで独自に開発している。
私はこのホットウィールをおおきくしたような、TOYとMODELの中間の作りとフィギュアーがもたらす、ゆるい雰囲気が気に入ってTOYマーケットで購入したものです。全長94mm MADE
IN GT BRITAIN の刻印。 |